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1か月過ぎました。

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めずらしく、ぱーちが夢に出てきました。

かなり現実がかった夢。

寝室のランプの前に居て、

目があったので、ぱーちどうしたの?と話しかけました。

じっと見ているだけのぱーちだったので、抱っこすると

随分、軽くなったなぁと感じました。

ふわふわの毛が埃っぽくなっていたので

シャンプーしなくちゃね、と触っていたら

毛皮のようにするするっと剥がれて

真っ白のわんこになってしまいました。

びっくり。

ぱーちもびっくりしたようで、

自分の手足をじっと見て匂いを嗅いでいました。

ぱーち、白いわんこに生まれ変わったのかな・・。

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朝、目が覚めて、ぱーちが居ない、という現実と

抱っこしたときの感触が蘇って、

ごはん待ちのしなでんをよそに

わんわん泣いてしまいました。

ぼろぼろぼろぼろ涙が出て止まらない。

朝起きてすぐ泣くなんて、嫌だなぁと思っているのに

止まらなくて困りました。

案の定、一日中、ずっとほろほろと泣いてばかりいました。

初めての月命日、こんな一日でした・・weep

夜中には、確かに、ぱーちの姿があって

感触も匂いも重さも存在感も空気もあって

それでもやっぱりもう会えないんだと思うと

悲しくて仕方ないです。

夜中にぱーちに逢えるのは嬉しいけど

朝がツライなぁ・・。

どうしたらいいのかな。

*     *     *     *     *

私のお腹の中で3人目の子供が逝ってしまった日と

ぱーちのお誕生日は1週間しか変わりません。

ぱーちは最初から、私のところに来てくれる運命だったのかなと

よく思いました。

昨日、ここにいたのに、今日はいない、という現実に

パニック障害という病気になって、電車にも乗れず、

家事もままならず、片手ぐーくらいのお薬を毎日飲んで

仕事も行けず、ぼーっとしている日々に

ぱーちは私のそばにずっといてくれました。

子供は学校に行っちゃうでしょ、夫は仕事に。

ぱーちだけはどこにも行かないから。

私のそばで、いつもいつも癒してくれました。

なくてはならない存在でした。

そのあとも、大きな私の転機がいくつもあったけど

いつも一番そばで、何の迷いもなく、居てくれたぱーち。

何日か会えない日も、

会えれば必ず尻尾を振って走ってきてくれる・・

純粋な信頼。

それにどこまで答えられていたのかな。

私はぱーちに癒してもらっていたけれど

ぱーちは何かに癒されていたかな。

ぱーちのお誕生日が来るたびに、

ああ、あの子も、もう13歳になっていたんだな・・と思っていたのに

もう止まってしまった。

*     *     *     *

いつかあの世でぱーちに逢った時、

ぱーちは病気の治療のこと、よかったと思ってくれるかな、

それとも

あんな痛い目にあわせて!って怒るかな・・と

しなでんと話しました。

どうだろうか。

ほんとうはどうだったんだろうか。

絶対助からない、延命しても2か月だけ、ってわかった時、

「苦しまないように、ラクにさせてあげて」という声もありました。

私たちよりも経験が豊富で、飼い主よりも犬を想って言ってくれるので

ありがたい言葉です。

でも私は弱くて卑怯者なので

とてもできませんでした。

犬は人と違って、苦しくても死にたいとは思わないから・・

という言葉にすがっていました。

でも、痛かったり苦しかったりしたら、この状況をどうにかしてほしいとは

思ったんじゃないかな。

ひゃんひゃん鳴いて、鎮静剤を打って、寝て、また起きて鳴いて・・

という日もあって、自分だったら、痛くて注射で寝てまた起きたら痛くてなんて

耐えられないと思うけど、

ぱーちはどうだったんだろう。

助けてって思った?

もうやめてって思った?

家族の間では、一応きちんと、話合いもしていました。

もしも、どうしても苦しんで、もうやめてあげたほうがいいと

誰もが判断しなければならない状態になったら

「ちゃんと」考えようね。って。

だけど、どうだったかな。

その「サイン」をもしかしたら、見逃してなかったかな。

ぱーちがしゃべれないのをいいことに

見て見ぬふりをしなかったかな。

痛みや苦しみは、大好きな人にいっぱい抱っこされたって

止まらないもん。

ほんとうに、考えても考えても結論が出ません。

「鳴いていたのが脳の転移のセイで、もし苦しくも痛くもなかったら?

全然違ったのにって後で後悔するほうが嫌」

ってアンは言います。

いつも獣医さんも「痛いのかどうかわからない」って

おっしゃっていてくれたし、

元気にもりもりごはんも食べたりな日もあったりで

判断が難しかったけど

それでも。

それでもどうだったか。

そうやって自分で逃げてなかったか。

ずっとずっと考えてます。

いつか会ったら、ぱーち、

答えを教えてね。

ずっとそれまで考えておくから。

*     *     *     *     *

高度医療センターでの告知の日

「抗がん剤をしても2か月しか延命できないのですか?」

と私の問いに

「その2か月を、どう過ごすか、それが大事なんです」

・・・・。

それから5か月、その言葉をいつも胸に持って

毎日過ごしました。

大きな波がいくつもあって、

大泣きしたり、ハイジャンプして喜んだり

1日残らず思い出せるけど

ぱーちは

笑っていた日が多かった気がする。

抱っこされながら、ねんねしながら、

部屋のいつもの場所から、

にこにこみんなを見ていてくれた気がする。

気がするだけ。

そう思わないと、もう先が見えない。

ここでもまた逃げる?

ごめんね、ぱーち、

今日は、もうちょっと、

泣くね。

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